曲面連結(CNSF)
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【機能】
2つのサーフェイスを連結するサーフェイスを作成する。
【コマンド概要】
- 2つのサーフェイスを連結して、サーフェイスを作成します。
- サーフェイスの構成点数は、W方向は指示された2つの境界曲面のうち多い方の構成点数に従い、U方向はW方向の構成点間隔と同程度の構成点間隔になるように自動的に決定します。
- サーフェイストリムされた境界に対しては使用できません。
- 境界曲線を横切る方向の接ベクトルを保守してサーフェイスを連結します。
【オペレーション例】
1. 指示したサーフェイスの境界曲線を横切る方向の接ベクトルを保守するようにサーフェイスは作成されます。
- サーフェイス ID ID# <1> <2>
- 構成点数 : U=18 , W=22

2. 境界曲線の向きを合わせるために、境界曲線の対応する側の端点近傍を指示します。
- サーフェイス ID ID# <1> <2>
- 構成点数 : U=8 , W=5

- サーフェイス ID ID# <1> <2>
- 構成点数 : U=8 , W=8

3. 部分的あるいは端部でサーフェイスの間隔が狭くなっているような形状ではガウジ(干渉)が発生する恐れがあります。
- サーフェイス ID ID# <1> <2>
- 構成点数 : U=18 , W=22

- サーフェイス ID ID# <1> <2>
- 構成点数 : U=10 , W=22

4. 曲面連結することにより作成される曲面の形状について注意して下さい。
- サーフェイス ID ID# <1> <2>
- 構成点数 : U=18 , W=20

- 上記オペレーションで以下に示すようなルールド面は作成できません。作成するためには、上記オペレーションで指示した<1>と<2>の部分にBOSPでスプラインを作成し、BSSFでサーフェイスを作成して下さい。
